映像制作と遠近法

今回紹介するのは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」で使用された、遠近法を利用した「小人(こびと)」の撮影手法のテクニックです。
ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」には、「ホビット」という人間よりも身体が小さなこびとの種族が出てきます。小さく見せるのに子供を使うのではなく、大人の俳優を使ったままで身長だけを小さく見せることで、この映画は製作されているのです。

使われているテクニックは、古典的な手法である「遠近法」。「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮映画でも昔から使われてきた手法であり、21世紀に製作された現代の映画でもこの手法がかなり有効なものであるということが、よくわかります。

なお、この「ロード・オブ・ザ・リング」、古典的な手法を使う一方で、CGキャラクターを積極的に使ったり、CGキャラクターを人工知能で動作させたりと、最新のデジタル映像の手法も取り入れている、新旧さまざまな映像手法が取り込まれた素晴らしい映画です。
ロード・オブ・ザ・リング

ロード・オブ・ザ・リング」のDVD。最新技術と古典手法の高度な融合の映像美です。